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12月
10日
2016

鈴鹿の伝統的工芸品を知りたい!■伊勢型紙■ 4つの技法編

いつも協議会日誌をご覧いただきありがとうございます!

今日は、鈴鹿を代表する伝統的工芸品のひとつ「伊勢型紙」の彫刻技法について
ご紹介いたします。

着物を染めるための型紙である「伊勢型紙」は、
そのひとつひとつを職人さんが手彫りで彫刻されています。

協議会日誌の読者様の中には、
伊勢型紙の彫刻体験をされた経験のある方が
みえるかもしれません。

彫刻体験の際には、
小学生のお子様でも気軽に彫刻できるよう
カッターを使って体験していただいています。

ですが、
伊勢型紙の道を極める職人さん達は、
それぞれ技法によって違った道具を使われています。

ただひたすら1枚の紙と向き合って彫刻していく伊勢型紙。
それでは4つの技法をご紹介いたします!

縞彫(しまぼり)

刃を手前に引くことによって彫り込む技法です。
「引き彫り」とも呼ばれます。
縞模様を彫り出すのに適しています。
鋼の定規を添えて縞を彫り進め、後に糸入れを行い、
文様が切れないよう補強してから使用されます。

突彫(つきぼり)

細い小刀で刃先を常に前に向けて突きさすように彫り進める技法です。
曲線や鋭角な切り込みができるため、
絵画的な図柄の型紙に適しています。
突彫の描く線によって、
機械では出すことのできない美しさと味わいを生み出すことができます。

道具彫(どうぐぼり)

刃先が三角、桜などの形をした道具によって
一突きで文様を彫り抜く方法です。
道具づくりが困難なため、
彫り師自らが専用の道具を製作します。
一枚の型紙に何種類もの道具を組み合わせて
文様を完成させていきます。

錐彫(きりぼり)

細い半円形の錐を型紙に垂直に当て、
回転させて円形の孔を作る技法です。
彫る文様によって数種類の錐を使い分けます。
型彫りの中ではもっとも古い技法と言われ、
鮫小紋などの基本小紋柄がこの技法で彫られます。

 

なんとなく違いがおわかりいただけたでしょうか?

百聞は一見に如かず!
ご興味のある方は、ぜひ鈴鹿市伝統産業会館を訪れてみてくださいね!

お問い合わせ:鈴鹿市伝統産業会館(059-386-7511)

開館時間 午前9時~午後4時30分
休館日  毎週月曜日(祝日の時は翌日)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
入館料  無料
社会見学など団体様のご予約も承っています!