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8月
23日
2016

鈴鹿の伝統的工芸品を知りたい!■鈴鹿墨■ 鈴鹿墨の製法編

いつも協議会日誌をご覧いただきありがとうございます!

今日は、鈴鹿市に古くから伝わる伝統的工芸品をご紹介します。

 

みなさん、「鈴鹿墨(SUZUKA ZUMI)」ってご存知ですか?

「鈴鹿墨」は主に書道に使われる墨で、硯で磨った墨は、発色が良く、上品で深みがあります。

また、心が落ち着く、凛とした独特の香りがあります。

 

 

 墨として唯一、国の伝統的工芸品の指定を受けているんですよ。

墨といったら文房具メーカーの呉竹さんやあかしやさんなど、奈良墨が有名ですが

日本で唯一!!

鈴鹿墨だけがその生産工程を分業ではなく、ひとりの職人が一環して行っているのです。

 

 

 

 

 

墨づくりは、温度・湿度の低い冬の早朝から行われます。

暑くて湿気もあると、墨の原材料であるニカワが腐ってしまうからです。

 

寒い冬の朝での作業は、大変厳しく、日が昇って暖かくなるまでの時間との戦いです。

暖冬だとなかなか良い墨がつくれなかったり

製造できる墨の数が少なくなります。

 

すべての工程が手作業で行われています。

 

原材料は3つ!

煤(すす):松・竹・菜種油・ごま油を燃やしたもの

膠(にかわ):鹿・牛の骨や皮を煮詰めてつくられるゼラチン質のもの

香料:天然龍脳(香りや薬の原料)など

 

 

■■製造工程■■

①混合

ススと湯煎をしたニカワを混ぜ合わせ、香料を加えます。

その後、熟練された匠の手によって混合が繰り返されます。

 

 

 

 

 

 

 

②型入れ

練り上げた固まりを様々な形と大きさの型に入れ、形を整えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

③乾燥

灰の中で5~30日、空気中で2~6ヶ月乾燥します。

気温や湿度に大きく左右されるため、経験と勘に裏付けされた判断が重要です。

 

 

 

 

 

 

 

④仕上げ

乾燥後は3年以上寝かされ、その後彩色をほどこし完成です。

 

このように、ひとつひとつ丁寧に手づくりで作られた鈴鹿墨

知れば知るほど奥深い。

鈴鹿にお越しの際は、ぜひ触れてみてください!

 

また、書道には縁がないな・・・という方でも、手軽に鈴鹿墨に触れていただける商品もたくさんございます!

そういった商品については次回ご紹介しますので、どうぞお楽しみに!!

 

鈴鹿墨について、詳しくはこちら→鈴鹿製墨協同組合(㈲進誠堂内)

鈴鹿市の2つの伝統的工芸品「鈴鹿墨」と「伊勢型紙」を紹介しています。→鈴鹿市伝統産業会館