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8月
22日
2016

鈴鹿の伝統的工芸品を知りたい!■伊勢型紙■ 職人 那須恵子さん編

いつも協議会日誌をご覧いただきありがとうございます!

今日は、鈴鹿市に古くから伝わる伝統的工芸品をご紹介します。

 

みなさん、「伊勢型紙(ISE KATAGAMI)」ってご存知ですか?

伊勢型紙は、着物に、柄や模様を染めるための染め型紙です。

この茶色い紙は、型地紙(かたぢがみ)といって美濃和紙を柿渋で貼りあわせてあります。

 

彫刻刀を使って手作業で仕上げられる、まさに匠の技!!

1000年以上の歴史があり、その技術は国の重要無形文化財に指定されています。

 

 

こうした歴史を誇る伊勢型紙ですが、着物文化の衰退や印刷技術の発展とともにニーズが減少し、

従事者の高齢化や後継者不足が課題となっています。

 

日本だけでなく、世界にも影響を与えた文様技術。

精緻なデザインや、彫刻技術をなんとしてでも残していかなくてはならない!

 

そうした思いで奮闘されている、元気な女性職人、那須恵子さん。 

彼女は伊勢型紙の魅力に惹かれ、強い熱意をもって型紙職人の生田嘉範さんに弟子入りされています。

高校は芸術系の学校に進み、デザインを学ばれました。

そして、卒業後は印刷会社に就職し、自分で作ったペーパーイラストで雑誌の表紙デザインなどを手がけていました。

←那須さんのイラスト。とってもかわいらしいですよね!

 

 

 

 

 

そんな中、各地の伝統的工芸品に興味をもち,出会ったのが伊勢型紙です。

 伊勢型紙は、携わる方が高齢で、弟子を受け入れるような体制が整っていませんでしたが、

那須さんの強い熱意と、伝統工芸に向き合う真摯な姿勢に心を打たれ、「この子なら」と弟子入りをOKされたようです。

 

平均年齢70歳を超えるような伊勢型紙業界の中でも断トツお若い那須さん。

そのデザイン力と柔軟な発想で、これまでの伊勢型紙のイメージをブラッシュアップするようなものづくりをされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、作品を生み出すだけではなく、技術の向上にも余念がありません。

師匠の生田さんのもとに足繁く通い、技術を磨いています。

 

彼女の熱意には、人を動かす力があります。

型紙を使った染色業者は、東京の業者が多いそうで、

頻繁に東京へ打ち合わせや意見交換に行かれています。

今や染色業界で那須恵子の名前を知らない人はいないのではないか、

と言われるほどです。

 

この先の伊勢型紙業界を間違いなく引っ張っていく彼女。

彼女の活躍に期待しています!!

 

那須さんも所属!三重県を中心に活動している伝統工芸を担う若手職人グループ→常若

那須さんの作品は、ここで購入できます→鈴鹿市伝統産業会館(※現在オンラインショップはございません。)