東海道五十三次の江戸から数えて47番目の宿場町で、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている「関宿」。
この関宿を散策するときの楽しみ方を紹介します。
今日は「看板」についてです。
この看板の文字ですが、東側面と西側面の標記には秘密があります。
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会津屋看板(東側) | 会津屋看板(西側) |
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眺関亭看板(東側) | 眺関亭看板(西側) |
みなさんお気づきになりました?
東側の看板は「かな」で西側の看板には「漢字」で書かれているのです。
実はこれは、京方面に行く場合は「かな」が江戸方面に行く場合は「漢字」の文字を見ながら歩き、旅人が方向を間違えないための工夫だと言われてます。
中には瓦屋根のついた「庵看板(いおりかんばん)」と呼ばれる立派な看板もあります。
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関の戸看板(東側) | 関の戸看板(西側) |
この他にも、たくさんのお店の看板がこのようになっていますので、散策しながら探してみてはいかがでしょうか。