5月30日(土)鈴鹿市役所で『初心者のためのモータースポーツおもしろ体験・講座』の開講式が
行われました。この『初心者のためのモータースポーツおもしろ体験・講座』は、市民の方が
モータースポーツの魅力・面白さの体験、ファクトリー見学などを通じて、モータースポーツを
身近な存在と感じていただくことを目的として開催されています。
開講式では、鈴鹿モータースポーツ友の会の協力により『鈴鹿から世界へ 世界からSUZUKAへ』
をテーマに講演が行われました。
↑開校式の様子
まずは鈴鹿在住のレーシングアドバイザー畑川治氏。
畑川氏は、日本のレーサーのパイオニアとして,イギリスF3参戦時は、かの有名な
ナイジェル・マンセルと戦った経歴の持ち主です。現在は若手ドライバーの育成を行い、
日本のトップドライバーを育て上げています。講演では、世界と日本のモータースポーツの
歴史について、お話をしていただきました。
つづいて、同じく鈴鹿在住のレーシングライダーの北口 浩二選手。
北口選手は、93年鈴鹿SP250にてレースデビュー。99年から国際ライセンスに昇格。
ウエストエリア選手権をフル参戦し、00年ウエストエリアGP250ランキング5位。
03年から8時間耐久ロードレースに10回出場、決勝最高位は5位。
北口選手は、高校卒業後に、アルバイトをしながら各種レースに参加し、ライダーとしての
才能を開花されました。夢の実現のために努力され、ライダーとして活躍されています。
参加した子供たちも、夢を追いかけることの大切さを実感したのではないでしょうか。
二輪・四輪コース合わせて54名の方が、これから12月まで受講されます。
『初心者のためのモータースポーツおもしろ体験・講座』により、モータースポーツの
魅力に引き込まれ、新たなモータースポーツファンが誕生することを願っています。