このコーナーではF1に関するミニ知識(初心者向け)を毎回1個ずつ紹介していきます。
それでは今回は,『鈴鹿でのF1の歴史Part1』についてお話をいたします。
鈴鹿で初めてF1が開催されたのは,Hondaや日本人F1ドライバー中嶋悟氏が活躍していた1987年11月1日のことです。その記念すべきレースで優勝を飾ったのがフェラーリのG・ベルガーです。A・セナが2位,中嶋が6位という結果でした。
毎年チャンピオン争いが佳境を迎える10月に開催されていたこともあり,幾度とないチャンピオン決定戦と共に,数々の名シーンやドラマを生んできました。その後,2006年までの20回にわたり,世界的にも珍しい立体交差をもつ名門コースで熱戦が繰り広げられてきました。
2007年からいったん富士スピードウェイに開催場所が変更されたものの,2009年からは再びモータースポーツの聖地『SUZUKA』で開催され,現在のところ2013年までの開催が決定しています。
次回も『鈴鹿でのF1の歴史Part2』についてお話いたします。