8月28日(日)に,天皇杯予選(三重県サッカー選手権大会決勝)が,鈴鹿スポーツガーデンメイングラウンドで行われました。対戦相手は,学生最強チームの四日市大学です。末松則子鈴鹿市長も応援に駆け付けたこの試合,鈴鹿市民の関心も高く,スタンドには約1,500人の観客が詰めかけました。
ゆっくりとパスを回しサイドから組み立てる四日市大学と,一瞬のスピードとカウンターで必殺の一撃を狙うFC鈴鹿の試合は,前半から動きます。前半18分。コーナーキックからのこぼれ球を,思い切ってシュートしたのは,鈴鹿の誇るストライカー中村豪選手(背番号9)。見事ゴールが決まり鈴鹿が先制します。1-0。
さらに前半36分。左サイドを突破した中川宏太郎選手(背番号28)のパスを,中で待つ中村豪選手(背番号9)が落ち着いてシュート!これも見事にゴールが決まり,2-0で前半を折り返します。
後半の四日市大学の猛攻で,1失点するものの,最後の最後まで選手の集中は途切れず,FC鈴鹿の初優勝が決まりました。鈴鹿に来てから3年目の初優勝に,選手,スタッフ,サポーター,会場の全員が喜びを爆発させました。
次戦は,9月3日(土)13時から鈴鹿スポーツガーデンで,天皇杯本戦が行われます。対戦相手は,愛知県代表の中京大学です。強敵ですが,何とか勝利して次の名古屋グランパス戦にだどりついてほしいですね。